
ちいすけさんの写真に魅せられて
元々みんこの知り合いだったちいすけさん。みんこのブログに書き込んでらっしゃってて
URLがあったんでポチッとちいすけさんのブログに飛んだら、柔らかい描写や動きのある
写真とかあって、なんか写真からエナジーが溢れ出まくってて、最初に見た時からスッゲー
かっこいいっていうか、懐かしいんだけど新しいっていうか、イイ感じなんですよ。
「この人とは友達になるしかねぇべ
」って感じで、半ば強引な形でコメント連発して、ちいすけさんのブログの
レギュラー回答者の座を射止めた俺だった。

で、毎日のようにちいすけさんの写真見てたら、フィルムカメラに
すっごく興味が出てきちゃったりして、フィルムやろうかなって
思い始めたんだけど、ランニングコストのこと考えちゃったりして
なかなか踏み切れない状態がしばらく続いたりした。

それに半年ぐらい前に買ったPEN EEやF601があるにはあるけど、
なんか俺的には「今さら感」ってのがあって、PEN EEの場合、フィルムの
入れ方がイマイチわかんないし、買ってフィルム入ってるんだけど
ほんとにきちんと入ってるのか微妙な状態。。

F601は一眼なんでデカイし、持ち歩くのがめんどい。

フィルムカメラはちいすけさんのようにお散歩カメラにしたかった
のである。(まるっきしちいすけさんの真似かい>俺
)なんかモヤモヤ感いっぱいな状態だったんだけど、ちいすけさんの
渋い写真見て、俺の心の中のフィルムカメラへのマグマが突如として
あふれ出し、勇気を出してちいすけさんにフィルムカメラはどうやって
パソコンに取り入れてるのか聞いてみたのであった。

(勇気を出さないと聞けない小心者の俺
)「カメラ屋さんでCDRに焼いてくれるよ。キタムラで現像と
合わせて1000円ちょっとかな
」か〜るく、か〜るく、ちいすけさんの爽やかな印象まんまで
返事が来たのである。

俺は高価なフィルムスキャナーでガッツリと取り込んでるのか
と思ってたんで、まさに寝耳に水。

フィルムスキャナー買わなくていいんだって気付いたら
俄然とフィルムカメラに興味が湧いて、もう押さえきれなく
なっていたのである。




Pinwheel / 風車
Canon A35 Datelux
弟の宝 1977
1977年。絶頂期のピンクレディはブラウン管の中で輝きまくっていた。
王貞治が756号というホームラン世界記録を達成した年である。
小学校5年生だった。
俺は双子の弟と77年(昭和52年)の大晦日のころからお年玉で何を買うのか
悩みまくっていた。弟は今と違って、すっげーのんびりしてて深く考えてない様子。
俺は沢田研二やピンクレディの曲を録音したかったんでラジカセを選んだ。
当時の俺は平凡や明星という月刊誌の付録の最新ヒット曲の歌詞集をゲットし
友達より早く歌を覚えることにステイタスを感じていたのである。
著作権があ〜だこ〜だとか言われる昨今だが、当時はまだのんびりした時代で
その付録の歌詞集にはなんと発売1ヵ月前の曲の歌詞まで掲載されていたのである。
そして新曲発売前のラジオで流れる曲をいちはやくラジカセでエアチェック(録音)し
歌詞を見ながら何回もリピートすれば、誰よりも早く歌を覚えられると考えたのであった。
(アホだったわ>俺
)対する弟。な〜んも考えてないつうか、何の前触れも無く、カメラを買った。
「Canon A35 Datelux」
しばらく使ってたような、全然使わなかったような、我が家では微妙な存在では
あったが、弟が大切にティッシュでレンズを拭いていたことは覚えている。

Disused small bus / 廃車になったマイクロバス
Canon A35 Datelux
買い戻した弟の宝
いろいろフィルムカメラを調べてて、
「そういえば弟のカメラ・・・」
ってふぃに思い出してネットで調べてみたら
キャノン初のフラッシュ内臓カメラで愛称は「ナイター」
夜に撮れるからって意味なんだろうけど、安直すぎ

例の如く、ヤフオクで検索。数件ヒット。
悲しいほど人気が無いようで千円札二枚ほどで
簡単に落札。次の日に振り込んだら次の次の日に
家に到着していた。

冒頭の写真がそれなんだが、懐かしいっていうのもあるんだけど
ぶっちゃけ
「こんな形だったかぁ?」
って感じ
最近のデジカメやDateluxの後のAF化されたコンパクトカメラを見慣れてるせいか、俺が歳食って頭がアルツ化
してるのかよくわかんなかったりするんだけど、釈然としない。
弟に見せても「こいつじゃなかったような気がする」とか
言われちゃうし、間違えて買ったんだろうか?Dateluxって
のはこのA35Dateluxしかないっぽいんで間違いないと思うんだけど・・・。


One tree that sets it up in pond / 池の中に立つ1本の木
Canon A35 Datelux
いざ、フィルム装填
裏蓋を開けてみて、やっぱフィルムの入れ方に自信なくて、近所のカメラ屋
にカメラ持ち込んでフィルムを入れてもらうことにした。
うちのお袋ぐらいのご年配のおばさんに見せたんだけど、
「うわっ、デートルクス・・・。懐かしいねぇ、よう写るよ、これは。」
細かいディテールまで撫でるように見まくっちゃってる訳ですよ。


なんか嬉しくなってきて、森の石松の「食いねぇ食いねぇ」みたいな
感じでフィルム5本も買っちまったぜ

でそのおばさんに入れ方教えてもらったっていうか入れてもらった。
まだ自分で入れるのに不安が残るんで毎回カメラとフィルム持ち込んで
フィルム装填と巻き上げをそのおばさんに頼むことにしたのであった。
(どんだけ他力本願なんだよ>俺
)30分ぐらいで27枚ガッツリ撮って(早すぎ?) そのおばさんの
とこに持っていったら仕上がりは明日の昼って言われた。
おばさん、巻き方も教えてくれたけど、もうお任せモードになっちゃってて
きちんと聞いてないでやんの俺

俺もどう撮れてるのかワクワクしてたんだけど、そのおばさんも
ちょっと楽しみみたいでさあ、なんかイイ感じのカメラマンとカメラ屋
の関係が築けたかなあなんて思う俺だった。


Bud of lotus under the sun / 太陽の下の蓮のつぼみ
Canon A35 Datelux
冴えない表情のおばさん。。。
でカメラ屋に取りに行った。引換券を思いっきり忘れちゃったりするお馬鹿な
俺だったりするんだけど、おばさんとは前日に何回も話し込んだり指南を受けたんで
引換券無しで顔パスっていうか、店に入っただけで俺のこと覚えてくれてて名前で
呼ばれたりしたのであった。

がしかし、おばさんの表情が冴えない。

「あのねぇ。。
」おばさんのゆっくりと話し始める。
「現像はしたけど、このカメラ、ちょっと光が漏れてるわ。。」
「ガーーーーーン
真っ黒?」「左隅がちょっと赤なっとる
」よく考えたら光が漏れると黒くなる訳がなく、白くなるはずだ。

おばさんが差し出したサムネイルの写真を見た。
こんな感じ


おばさんが物凄く、申し訳なさそうな目をしてたけど
この程度ならトリミングで切り取っちゃうから問題ないよ。
って慰めてやったぜ。
なんて優しいんだ>俺

撮れた写真はどうなのよ
2枚目から5枚目までの写真がDateluxで撮ったものなんだけど
やっぱまろやかな感じでフィルムは優しくていいですな。

赤い光漏れの部分をトリミングしただけの生出し(オイオイ
)画像でここまで綺麗に撮れるとは思ってもいなかったかもよ。

デジカメとはやっぱり別物だって感じた俺なんだけど、もう1台、新たな仲間が
増えたことはちいすけさんしか知らないのであった。
Coming Soon






